インストールマニアックス参加レポート:　I君の挑戦！　（3）　トラウマ克服！？PHPとDBMSを入れよう！

  • 昨日までのあらすじ

Webサーバの構築を終えたI君。
しかしなんだかテンションが低いのです。


「ううーん、昔の記憶だと、PHPとデータベースソフトの設定って面倒だったような…」
実は学生時代にWindows上でPHPとMySQLを動かそうとして難儀した思い出のあるI君。
果たして2009年の今、そのトラウマを払拭できるのでしょうか…？

注意事項
ここから先の体験レポートはI君が実際に取り組んだそのままのものになります。
セキュリティ設定やサーバ設定等に関してはあくまで一例であり、ご自身で
ご調査の上ご設定ください。


「まずはPHPからかな」
PHPのインストーラをダウンロードして起動します。



「ええと、あったあった、IIS FastCGI、これだね」
Webサーバセットアップの選択肢の一覧にIIS FastCGIがあるのでこちらを選択。




「必要なものは…ええと、データベース用の拡張と…」
課題対象となっているOSSは、拡張を追加しておかないとインストールできないものもあります。
必要に迫られたときにその都度入れていくのが基本になりますが、
自分の利用するデータベース用の拡張など確実に使うものはここで入れておきましょう。




「えーと、インストールが終わってテスト…と、おっ、あっさり動いた！」
phpが稼働しているかどうか、phpinfoなどを使ってテストします。
ちゃんと動いているか、拡張も入っているかなどをチェックします。





「次はデータベース…MySQLにしようかな、でも文字コードの設定とか後でやるのかなあ…」
MySQLもインストーラを用いれば、基本的に指示に従っていくだけで
標準の設定でインストールが進んでいきます




「ってあれ？ここで設定できるんだ、親切になったねえ」
現在のMySQLは設定ダイアログで文字セットにUTF8を選択できます。
UTF8でのデータベース運用を推奨している課題ソフトも多いので、ここで設定しておくと
後々楽になるかもしれません。




「うん、ちゃんとログインしてデータベースも作れたね
　なんだか拍子抜けするくらいに楽になってるのかも？」
それぞれのインストーラがWindowsにも親切になってきたおかげで
かなり簡単にインストールすることができました。



I君の過去の思い出をよそに、アッサリと完了してしまったPHPとデータベースソフトのインストール。
このままサクサクとそれぞれを連携させて最初の課題OSSをインストールすることはできるんでしょうか？
いよいよ明日は課題OSSのインストール開始！

インストールマニアックス参加レポート:　I君の挑戦！　（2）　Webサーバを構築しよう！

  • 昨日までのあらすじ

ゴールデンウイークを使ってインストールマニアックス2009の挑戦レポートを書くことになったI君。OSのインストールを無事済ませたのですが…
「さて次は…何をするんだっけ？」

注意事項
ここから先の体験レポートはI君が実際に取り組んだそのままのものになります。
セキュリティ設定やサーバ設定等に関してはあくまで一例であり、ご自身で
ご調査の上ご設定ください。



「とりあえずパッチを当てて最新の状況にしておこうかな」

起動時に開く『初期構成タスク』から『自動更新とフィードバックを有効にする』を選択。
WindowsUpdateを1日1回確認に行く設定を有効にしておきます。
その後1度は手動で実行してこれまでにリリースされたパッチを一括インストール。




「Windowsファイアウォールは…、標準で例外以外はすべてブロックなんだね」

Windows Web Server 2008は、コンシューマ向けWindowsでおなじみのWindowsFirewallを更に強化したものが標準で動いています。
かなり細かい設定ができる分、すべてを把握するのは大変かもしれませんが、『必要なものだけ許可する』を基本にしていきます。




「さてと、それじゃあWebサーバを構築していかないと…
　IISは最初から入ってるけど、最初からは動いてはないんだよね」

Windows Web Server 2008では「Webサーバ(デーモン)を立てる」という表現ではなく、「このサーバにWebサーバとしての役割を追加する」という表現をしています。もともとサーバ用として設計されているOSならではですね。




「うーんと、後にPHPを入れるつもりなんだけど…どこか設定の変更が必要かな？」

Windows Web Server2008のIISとPHPを連動させるには、役割サービスの選択画面で「CGI」にチェックを入れます。これは旧来のCGI（WebサーバにPHP実行の要求が届くたびにPHPのプロセスを起動する）ではなく、FastCGIという、メモリ上にプロセスを残して利用し続ける機能を実現してくれるものです。実行速度が遅いということもなく快適に利用できます。





「よし、IISのインストールが終わったからテストしてみよう…おっ、動いてる動いてる！できたー！」


インストールが終わるとサービスとして起動する設定やファイヤウォールのHTTPリクエストに対する例外設定などが自動で行われて、Webサーバとしての利用がすぐに可能になります。今回はCGIに関する設定以外は特に設定を弄ることなく構築できました。




明日も引き続きインストールマニアックス2009挑戦レポートをお届けします。
課題ソフトを入れるためにはまだまだ準備が必要なはず、はたしてI君は無事設定できるのでしょうか…？



インストールマニアックス参加レポート:　I君の挑戦！　（１）　まずはOSのインストール！

熱く燃えている参加者達と一緒に
予選の集計準備であくせく動き回るインストールマニアックス事務局。
そんな中で1人元気のないメンバーがいました。
テストマシンが届いたとき大はしゃぎだったI君。


「ああ、僕も皆さんと一緒に参加してソフト入れまくってみたかったですよ…でも事務局だし…」
そんな声を聞きつけたのは事務局Nさん。
『ちょっとI君、こっち来てくれるかな』


「あ、はい…ってこれはサンプルとして届いたテストマシンですね」
『これにOSSをガンガン入れて、体験レポートをしてもらえるかな？』
「えっ！？いいんですか！やったー！」
『あ、ちなみにGWの間によろしくね』
「え…ええっ！？」


というわけで、I君のインストールマニアックス2009挑戦が始まったのでした。

注意事項
ここから先の体験レポートはI君が実際に取り組んだそのままのものになります。
セキュリティ設定やサーバ設定等に関してはあくまで一例であり、ご自身で
ご調査の上ご設定ください。


「えーと、ディスクが2枚入ってるんだなあ、どっちだろう…」

まずはWindows Web Server2009の内容物の確認です。
今回は64ビット版限定大会なのでX64と書かれた方のディスクを使います。



「それじゃあCDを入れて…って、CDドライブどこ？」

CDドライブはフロントベゼルの上半分が横開きになっていています。



「あ、インストール作業は簡単なんだねえ」

Windowsのクリーンインストールは久しぶりというI君。
最近のWindowsはセットアップ項目も少なく、入力すべき項目は最初に集中しているので
特に待たされることなくセットアップは完了しました。




「えーと、Administratorのパスワードね。
　ぽんぽんぽんっと、あれ？エラー！？どうして！？」

ここがインストール時の唯一の難しいポイントです。

Windows Web Server 2008 では、セットアップ時のAdministratorパスワードは
英数字（小文字、大文字）、数字、記号をバランスよく組み合わせた
パスワードである必要があります。
これはのちにセキュリティ設定で変更ができますが、
最初はなるべく複雑なものを用いるようにしましょう。




「やった、デスクトップ画面が出てきた！」

無事Windows Web Server2008 のセットアップが完了したI君。
すっかり安心していますが、本番はこれからですよ！！


明日からもI君の挑戦レポートをお届けします。
無事GW明けまでにOSSをインストールすることができるようになるのでしょうか！？

いよいよ予選開始！

インストールマニアックス事務局です。

参加者の皆様お待たせしました！
いよいよ本日よりインストールマニアックス2009、予選大会開始です！
14日までの期間より多くのOSSをインストールしてください！



レポーティングサイトの案内につきましては本日13時に皆さんにお届けさせていただきました。
その中で一部、お届けしたパスワードが利用できないというお問い合わせをいただいております。



お手数ですが

    • 記載されたパスワードが利用できない参加者様
    • パスワードが記載されたメールが届かなかった参加者様

につきましては、2通目に配送されました
『[インストールマニアックス2009]予選開始にあたって(再送)』
をお読み頂き、パスワードの再設定をお願いいたします。
参加者の皆様にはご迷惑をお掛けいたしました。


インストールマニアックス公式サイトはこちら⇒http://www.thinkit.co.jp/maniax/2009/

いよいよ明日から予選スタート！

インストールマニアックス事務局です。

いよいよ明日5月1日からインストールマニアックス2009予選が始まります！
課題ソフトウエアをガシガシインストールしていきましょう！


報告サイトも明日昼過ぎにオープン予定！
詳しい使い方についてはメールでお知らせいたします
みなさんの挑戦記録をお待ちしています！


賞品のご紹介 その2！

インストールマニアックス事務局です。
昨日参加者に選ばれた皆様にメールをお送りいたしました！

また、技術情報も更新いたしました
参加者の皆さんは目を通していただきますようお願いします。
http://www.thinkit.co.jp/maniax/2009/technical.html


本日は前回に紹介しきれなかった賞品をご紹介します
新たに追加れされたアイテムもありますよ！


★64ビット賞
今回は64ビット版のOSでのコンテストになります。
その64ビットならではの能力をフルに活かすことができたアナタにはこちら！


Canon デジタル一眼レフカメラ EOS Kiss X3 レンズキット


このカメラで素敵な写真をバンバン撮れば、
写真を組み合わせた新しいWebサービスのアイデアがひらめくかも？
憧れのデジタル一眼デビューをしてみませんか？


★Think IT賞
Think IT編集部のお気に入りに選ばれた方にはこちら！


BOSE QuietComfort3 ノイズキャンセリングヘッドホン


エントリー〜ミドルクラスのヘッドフォンユーザなら
だれもが一度はあこがれるBOSE社のノイズキャンセリングヘッドフォン
QuietComfort3をプレゼント！


飛行機に乗っての移動時はもちろん
サーバに囲まれた環境でも静かに音楽を聴きながらリラックスして
開発ができます！自分の空間でじっくり開発をしたい方にオススメです


★Grand Geek賞
ヤング奨励賞もあればその逆ももちろん！
いくつになっても新しい技術にガンガン挑戦して行くアナタには
こちらをご用意しています！


JTB旅行券　64,000円分


たっぷり技術漬けをした後はのんびり温泉で休憩？
それとも更なる未知の場所を目指す好奇心の旅？
64ビットマシンで旅行券を手に入れよう！



各賞に合わせて作戦を練るのもおもしろいかも？
みなさんの気合の入ったインストールレポートをお待ちしています！
http://www.thinkit.co.jp/maniax/2009/prize.html


たくさんのご応募ありがとうございました！

インストールマニアックス事務局です。

「インストールマニアックス2009」にたくさんのご応募をいただきありがとうございました！
参加応募は25日18時をもって締め切らせていただきました。

今回の応募には、予想を超える多くの皆様からの応募をいただくことができました。
応募してくださった皆様、そしてインストールマニアックス2009をご紹介くださった皆様に厚く御礼申し上げます。



さて、本日は今後のスケジュールについてお知らせします。


【参加者の通知について】
現在応募者の審査を行わせていただいております。
参加が決定した皆様につきましては、
本日(27日)参加決定のお知らせのメールをお送りいたします。
同時に機材の発送も本日開始いたします。


【コンテスト予選期間について】
コンテストの予選は5月1日(金)〜5月14日（木）となります。


予選の方式につきましてはメールや公式サイト、およびこちらの公式ブログにて
追ってご説明させていただきます。



いよいよ参加者が決定し、予選を行うための準備が始まります！
インストールマニアック2009、いよいよ本番へ！！